【天声人語】2005年10月28日(金曜日)付
十月 28th, 2005 in 天声人语, 日语学习 暂无评论 »
【天声人語】2005年10月28日(金曜日)付
目の前に、さえぎるものは何もない。どこまでも太平洋が広がる。あの水平線の手前に巨大な滑走路ができるとしたら、この青い海は壊れてしまうだろう。
沖縄県名護市の浜に立ち、「海上ヘリポート」の建設が想定されていた海域を見たのは、5年前だった。米軍の普天間飛行場の移転先の候補という海原の、きらめきと穏やかさが胸に残った。
当時の海上案から変わり、浜と海とにまたがる「沿岸案」で、日米の政府が合意した。まるまる海に造る当初案と比べれば、壊される海域は小さいようだが、集落には近くなる。何より、あれだけ基地がひしめいている沖縄に大きな施設を新しく造ることに、時代を逆行するような違和感がある。
「おねすとじょんだの/みさいるだのが/そこに寄って/宙に口を向けているのだ/極東に不安のつづいている限りを/そうしているのだ/とその飼い主は云うのだが」。沖縄出身の詩人・山之口貘が、米国の施政権下にあったころの沖縄をうたった「島」の一節だ。
「島はそれでどこもかしこも/金網の塀で区切られているのだ」と続く。「人は鼻づらを金網にこすり(略)金網に沿うて行っては/金網に沿って帰るのだ」(『山之口貘全集』思潮社)。戦後60年になっても、島の金網は延々と続いている。
名護の浜では、建設に反対する人たちが座り込みを続けてきた。93歳になるおばあさんが言ったという。「基地の建設が始まったら、海に座るさー」。米政府とは合意したが、日本の政府は、肝心の住民や自治体とは合意できるのだろうか。
【天声人语】2005年10月28日(星期五)
眼前,什么遮掩也没有。哪里的太平洋都是宽广的。如果在那条地平线跟前建造巨大的飞机的跑道,我想这蓝色的海洋就完了。
看到在冲绳县名护市之滨,被设想建设为“海上直升机飞机场”的海域,是在5年前。据说是美军的普天间飞机场的侯补迁移地的海洋,它的光辉和安静留在了我胸中。
从当时的海上提案变成横跨海滨海洋的“沿岸提案”,日美政府达成了一致。如果和要在全部海域建造的最初提案相比,被破坏的海域似乎小了,但是离人们聚集地近了。首先,在基地拥挤的冲绳新建大的设施,对此有一种逆行于时代的不协调感。
“诚实约翰的/导弹啊/靠近那儿/口向着天空/远东的不安还在继续/就要这样做/主人如是说”这是诗人山之口貘吟咏在美国的政权统治下的冲绳的诗歌《岛》中的一段。
“岛因此到处/被铁丝网墙分割开”在继续。“人的鼻脸蹭在铁丝网上(略)沿着铁丝网行走/沿着铁丝网回家”(《山之口貘全集》思潮社)。虽然已是战后60年了,岛的铁丝网还在继续延伸。
在名护的海滨,反对建设的人们不断静坐示威。93岁的婆婆说:“如果基地的建设开始,就坐到海里去。”虽然和美国政府达成了一致,日本政府和重要的居民和自治团体达成一致了吗?
资料参考:
おねすとじょん【オネスト・ジョン】◇[英]Honest John
○[歴][軍]無誘導地対地ロケット(MGR-1)。
射程距離は37キログラム、弾頭重量は580キログラム。
アメリカ陸軍が始めて開発したロケット砲(初歩的なミサイル)。
核弾頭搭載可能で、戦術核兵器を生むきっかけとなった。
参照⇒ふろっぐ(フロッグ)
◎1955. 7.28(昭和30)アメリカ陸軍、富士山山麓で最初の試射。