天声人語2005年12月07日(水曜日)付
十二月 7th, 2005 in 天声人语, 日语学习 暂无评论 »
【天声人語】
2005年12月07日(水曜日)付
2016年の夏季五輪に向けて、国内の候補都市を来年8月末までに一本化するという。既に手をあげている東京都、福岡市や模索中の札幌市は、五輪の開催を景気回復や道路、新幹線整備などの「起爆剤」とみているそうだ。
五輪は独特の輝きを放つ催しだ。肥大化や招致競争の過熱、選手の薬物汚染などの問題は深刻だが、いつも多くの感動的な場面が生まれ、人を酔わせる。開催される都市や国の夢を担ってきた。
東京五輪は、焦土からの完全な復興を国際社会に示すという戦後日本の大きな夢を背負っていた。それが1964年、昭和39年の秋に実現したとも言えるが、一方で、五輪成功の旗印のもとに、街は大きく造りかえられた。
五輪の少し前の東京を舞台にした映画「ALWAYS 三丁目の夕日」(山崎貴監督)が公開されている。東京タワーが建設中だった昭和33年の都心の街での、さまざまな人模様が描かれる。大通りはともかく、裏通りと路地の多くは、自動車ではなく、まだ人と自転車のものだった。
東京での職場は光り輝いているものと思い描いてきた集団就職の少女の夢が、いったんは破れる。しかし、そこには、路地の網の目のように張り巡らされた人の心の結びつきがあった。
東京に限らず、改造の度に、都会からはこうした心の路地や自然が失われてきた。もし2016年に五輪が来たら、その都市はどんな変化をするのだろうか。巨額の出資を伴う「起爆剤」や「再開発」が、残されていた貴重なものすら取り払うことのないように願いたい。
为了迎接2016年的夏季奥运会,国内的候补城市将在明年8月底统一。据说可以看到,已经报名的东京都、福冈市,以及还在摸索中的札幌市的“起爆剂”,如正在恢复举办奥运会的繁荣景象及整备道路、新干线等等。
奥运会是绽放着独特光辉的大事。扩大化和招标竞争的过热,选手服用违禁药品等等问题十分严重,尽管如此,还是有很多感人至深的画面令人陶醉。它承载着举办城市和国家的梦。
东京奥运会,背负着战后日本的一个大梦,那就是向国际社会展示日本从一片焦土至全面复兴的成果。这个梦已经在1964年,昭和39年的秋天实现了。另一方面,在奥运会成功的旗帜下,街道进行了很大的改造。
在奥运会举办不久以前,以东京为舞台的电影《ALWAYS 三条的夕阳》(山崎贵导演)公映了。描绘了昭和33年,东京塔还在建设中,在市中心的街道上形形色色的人们的样子。大街姑且不论,小巷和胡同很多,没有汽车,还只有人和自行车来来往往。
电影描绘出集团就职的少女想在东京的职场上发光的梦暂且破灭了。但是在那里,像小巷的网点那样遍布的人们的心有着紧密的联系。
不仅是东京,改造的时候,从城市开始,被改造的地方都失去了心的小巷和自然。如果2016年举办奥运会,这座城市会发生怎样的变化呢?但愿伴随着巨大的投资,“起爆剂”和“再开发”,不要连残存的宝贵财富都掠夺一空了。
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